塗装業者の選び方
正直にお話しますと、どこまでも安くしようと思えばできてしまうのが塗装です。
そのために『コストの安い材料を使う』『材料を薄める・薄く塗る』『必要な作業工程や内容を省いてしまう』そんな業者も残念ながらまだまだいるのです。
しかし、「どのチラシを見ても、どの業者が良いのかわからない」方がほとんどで、「まかせて良かった」と思える業者を選び出すのは、とても困難のことと思います。
「塗装なんてどこに頼んでも同じ、とにかく安くできる業者の方がお得!」と、激安の業者さんを選び、思い通りの仕上がりにならず後悔された、というお話をお客様からよく伺います。
塗装専門店のニッケンでは、ひとりでも多くの方に安心していただけるよう、詳細見積・適正価格でのご提案、また、職人みずからが納得のいく仕上がり・工事品質にこだわっています。ぜひ他社と比較していただければと思います。
塗装専門店ニッケンの考える、外壁塗装に失敗しないための『塗装業者の選び方』を下記にまとめてみました。ご参考いただけますと幸いです。
営業のチェックポイント
不安をあおる
例えば…
「外壁にヒビが入っています。そのままにしておくと建物の内部まで腐ってしまいますよ!」
「屋根がだいぶ傷んでいます。このままだと雨漏りしますよ!」
CHECK! 必要以上に痛み部分を強調してくる場合はご注意ください。
大幅すぎる値引き
例えば…
「お客様の家は大変立派で、目立つのでモデルハウスとして○○%値引きします!」
「○○キャンペーン中なので、今なら○○万円値引きします!」
CHECK! もともと上乗せしている金額から値引きするケースが多いです。
その場での契約を急がせる
CHECK! 心ない業者によって強引に契約されてしまう方も多いです。
ニッケンでは他社比較・相見積り気にしません。ぜひ納得のいく業者をお選びください。
見積のチェックポイント
使用する材料について充分な説明がありましたか?
その材料は一種類ではなく、お客様が選べる状況でしたか?
塗装箇所はどこまで含まれていますか?
鉄部や木部など、外壁以外に使用する材料の説明は受けましたか?
※壁をいくら良いもので塗っても、他の材料の質を落としてしまえば、場合によって2・3年でもったいない事になりかねません。
本当に塗装を必要とする箇所ですか?
「一式○○万円」のような、一式という不明瞭な表記になっていませんか?
どのような工程で塗るか、また、塗装前の補修方法などの工事内訳書は明確ですか?
工事(施工)のチェックポイント
塗装回数は守られていますか?
塗りにくい箇所の工程を省いたり、3回塗りを2回塗りにし、材料や人件費を削減する業者もいます。
特に中塗りと上塗りは同じ色で塗装するケースが多いので注意が必要です。
ニッケンでは、中塗りを多少明るめに調色、3工程とも色変えし、塗りもれや塗りムラを防止しています。
契約した塗料を使用していますか?
残念ながら悪質な業者ですと、勝手に安価な塗料を使っていたり、必要以上に塗料を薄めて使用してしまうことがあります。
水やシンナーで薄めるほど外壁面などは塗りやすくなることがあります。また、1缶で塗装できる面積も増えるので、材料費が削減できます。
しかし、このような塗装は当然ながら、長持ちしません。
ケレン(はがす)作業を省かれていませんか?
汚れがついた箇所をそのまま塗装したり、古い塗膜が密着してない場合、剥がれの原因になります。 手間がかかるため、必要な場合でも省略する業者もいます。
工期があまりにも短くありませんか?
工事が早く終われば終わるほど、業者の利益になります。一般的には10日前後ですが、あまりにも早い場合は注意が必要です。
このほかにも、賃金の安い素人同然の職人で人件費を抑えるなど、見えないところで手抜き工事は簡単にできてしまいます。 しかし、このような手抜きの塗装でも、お引渡しの時には「きれいになった」と思われるかもしれません。実際に塗り終わってからではプロの目でもなかなか分からないことが多いのです。 手抜きの症状が出始めるのは終わってから2・3年後です。あとで後悔しないための防衛策としてぜひ知っておいていただきたいと思います。 |